「強力な球を打ちあう練習が役に立ったのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。特に、相手のバックに打って、ショートで返す練習が、いわおちゃんの3球目攻撃をカウンターアタックするのに役に立ちました。」

「『3球目攻撃のカウンターアタック』と言いますと?」と町会長。

「いわおちゃんは、バックからカット性のサーブを出すので、ツッツキでバックに返すと、回り込んでドライブをかけてバックに打ってきました。しかし、鶴島のドライブの方が威力があったので、ショートで簡単に返せたのです。」

「バックに来るいわおちゃんの3球目攻撃がショートで簡単に返せたのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕と鶴島は3球目攻撃はできなかったのですが、夏休みの終わりごろには互角の戦いになっています。」

「3球目攻撃ができないのに、なぜ、互角の戦いになったのですか」と町会長。

「鶴島の切れているサーブに慣れていたので、いわおちゃんのサーブをレシーブミスすることがなかったのです。」

「なるほど。」

「僕は、バックから何種類もサービスが出せたので、いわおちゃんはレシーブミスを時々しました。」

「渡辺さんのサーブの方が威力があったのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。鶴島とは、サーブを出すところから始める試合に近い練習をいつもやっていたので、サーブとレシーブが短期間で上達していたのだと思います。」

「なるほど。」

「夏休みの終わりごろになると、いつもと違ったタイミングで、フォアにツッツキで返すと、いわおちゃんが攻撃ミスをすることも分かってきました。」

「渡辺さんは、卓球の才能があったのですね」と町会長。

「卓球の才能があったのは鶴島の方で、僕にあったのは剣術家としての才能だと思います。」

「渡辺さんは、剣術の練習もしていたのですか」と町会長。

「僕が小学4年生のとき、父が、『秋山先生のところで剣道をやってみないか』と言ったことがあります。」

「渡辺さんのお父さんは剣道をやっていたということでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。父は、毎日のように木刀を振っていました。」

「渡辺さんのお父さんは剣道が強かったのですか」と町会長。

「父は剣道が2段でした。子供の頃は『剣道2段というのは、強いのだ』と思っていましたが、大人になってから『なぜ、剣道が2段なのだ』と強い疑問を持つようになりました。」

2021/5/7

<筆者の一言>
体重を落とすためのダイエットを始めたのは8月の終わり頃だった。体重を記録してみると意外なことが分かった。息子は、在宅勤務の日と会社勤務の日があるので、2時間ほどの通勤を考えると、帰宅時には体重が減っていると予測していた。ところが、家に帰って体重を測っても変化がなかったのだ。

30過ぎれば、基礎代謝の低下で帰宅時に体重が減らないのは当たり前だと思う人がいるかも知れない。そういう人は、陰のゲームをやりすぎたり、陰の予防注射をしたりして、脳の機能が低下している可能性がある。<続く>

<筆者の一言(2)>
今朝、突然、頻尿が治った。『突然』というのは、主観的な表現で、2,3ヶ月前から良くなったり、悪くなったりしていた。最悪時には、夜中に3回も起きてトイレに駆け込んでいた。しかし、最近になって、肝機能が急激に上がると、夜中に起きるのは1,2回になっていた。

つい最近、攻め合いの勉強を始めたのが良かったようだ。攻め合いを勉強をしたら腎経に気が流れるようになった。昨晩も、攻め合いを勉強をして、ちょと複雑な責め合いも読みきれるようになった。その結果、頻尿が治ったようだ。今朝は、トイレにも駆け込まず、髭を剃る余裕さえあった。腎経に気が流れることで、頻尿が治るということは、神経系が筋肉の骨化で圧迫されて頻尿になるということのようだ。頻尿が治ると同時に、胃腸などの他の臓器にも気が流れるようになっている。

2024/4/24